父のこと
ユイ姉のこと
引越しのこと
考えるだけで、苦しくなる。
誰かに助けてと叫びたい。
話を聞いてほしい。
けれど、メモリをみると誰もいない。
他人に触れるのが怖いからかもしれない。
だからどうにか衝動を抑えようとするのだけれど、また別の衝動がやってくる。
切りたい
自分が作りだした闇の中
それに他人まで巻き込んでしまった。
だからきっと・・・
切ってどうするんだろうか?
その場凌ぎの気休めに、何時まで頼るというのか。
私が変わろうとしない限り、何も変わらないことは気づいてる筈なのに。
無我夢中で安定剤を探していた、私。
それはその場の苦しみを、後に回すだけだというのに。
居場所がないと嘆くけれど、それは自分が他人に触れられないから。
触れることに怯え、何もしなかった結果、自分で自分の首を絞めていただけ。
何もかも、『私』以外のせいにして、『私』を助けてあげれる訳がないのに。
大切・・・それ以上だった人たちに何も出来なかったのは、
『覚悟』も『意思』も『勇気』もなかった結果。
『罰』と称して、血を流す。
身勝手で傲慢だ。
そこまで思いながら、切りたくなるのは何故なんだろうか。
『病気』という言葉を使って逃げたくない。
けれど、その『病気』という言葉にすがり付いていたのは、私なんだ。
何て愚かなんだろう・・・
PR