01.15.23:06
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10.11.15:54
今バスの中です。
引越し準備も終わって、荷物も運びました。 住み慣れた家を離れる事には、何の躊躇もなかった。 けれど、父がいつも過ごした部屋をにいることはつらかった。 外にでて、公園のベンチに座って改めて遊具をみたら、ブランコや鉄棒とかがすごく小さく見えた。 小さい頃は大きく見えていたのに。 景色を眺めていると、涙が出そうでまともにしゃべれなくて。 もう帰ってくることはないと実感して初めて、生まれ育った街を許す事ができた。 離れなければ許せなかったのかと思うと、それも悲しく思えてきた。 人の目線も、どうでもよかった ただ、この見慣れた景色を焼き付けようと必死で。 毎年春に咲く、桜並木をふと見た時が一番辛かった。 のどか過ぎるこの町に咲く桜は凄く綺麗だったから。 まさか来年はもう見れないなんて、考えもしなかったから。 許せる境界線は離れることで 大好きだったと感じた境界線も 失うことでわかった こんな形で、その辛さも愛しさも思い出すなんて 悲し過ぎる PR
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