病院へ行きたくない。
其れは、治そうと思ってないわけじゃない。
病気じゃないなら私は、病院へ行く意味があるのかわからない。
先生に言われた一言一言が、傷つくなら意味があると思えない。
苦しい言い訳。
早くどうにかしたいなら、何がなんでも行くべきなのは解っている筈なのに。
私は一体どうしたいんだろう。
父が居なくなって、何か変わっただろうか?
あれから結局、ODしたし、リスカもした。
結局、自分との約束を守れてないのは自分自身だ。
言い逃れして、如何にも正論のように結論付けて、意見を求めて。
私は、誰なんだろう。
考えて、考えて、それで涙が出そうでも、自業自得。
私の無責任な行動が、私を、周りを、心配させて困らせている。
幻覚が視えるまで、起きてどうするつもりなんだろう。
人と24時間繋がっていたいなんて、我が儘で身勝手すぎるのに。
私を助けてくれた【誰か】はもう居ないし、その人の面影に頼ってばかりいても何も変わらないし変われない。
怒りを忘れたい。
寂しさを忘れたい。
もう、感情ごと全部、無くなってしまえばいいのに。
苦しい言い訳。
こんなこと書いて、父はどう思うだろう。
答えは簡単に出るけれど、声を聞くことはもう出来ない。
5階からの眺めは、涙しか出なかった。
下を見て、柵を乗り上げてみても、誰も気づかなかった。
独りで、独りで。
飛ぶより、そっちの感情のほうが怖かった。
あの時飛んでいたら、何かが変わっていたんだろうか?
悲しみを振りまいて、人を傷つけることしか出来なかった筈。
人の『死』を知ったのに、痛みも、何もかも知ったのに、死にたいと思う私は・・・
罰を与える為に今度は、何を言い訳にするの?
気休めを続けている私。
苦しくても、誰が・・・・・・・・・・
頼るのはそろそろ終わりにしようよ、私。
誰が解ってくれようが、変わろうとしない私が悪いのだから。