久々に病院に行きました。
久しぶりの外は、なんだか煩かった。
風の音さえも煩くて、頭痛がした。
安定剤を飲んだものの、病院に着いてからキレた。
母が私に話す態度が苛ついた。
うざそうに、面倒くさそうにしゃべる。
兎に角怒鳴り倒して、過去の事まで引っ張りだして、責めた。
でもそれと同時に、私の言葉を私に言っているようで、大声で怒鳴りながら泣いた。
何もかもに、自身を失っていって、私には誇れるものなど何もなくて。
先生に、
「私は病気なんかじゃないのに、何で薬のまんなあかんの」
って聞いた。
「病気じゃないけど、感情を抑えるために」
その言葉を聞いたとき、何かが歪んだ錯覚を感じた。
きっと、私の感情。
去年には『境界性人格障害』といわれたのに、裁判の前は『ADHD』に変わってて、遂に私は『病気』ではないそうだ。
じゃあ、私は一体何と闘ってきたの?
じゃあ、何故私はこんなにも不安定なの?
じゃあ何故、働けないの?
何故眠れないの?
何故血を流すの?
全ての事に納得がいかなくて、今までの事が無意味に思えてきて、苦しい。
私は架空の『病気』に振り回されてたの?
総て私の妄想だったというの?
もう、刃物を自分にむけても意味がない。
薬を飲んだって変わらない。
あっさりと答えはでてしまった。
私は私に甘えてきただけなんだと。
何かを喪失したみたい。
『病気』が私の生きる糧だった。
何かに闘ってるからこそ、笑えた。
でも、総て壊れてしまった。
ただの気休めを、こんなにも長い間続けてきたんだ。
涙が出そうでも、これは何に対する涙なの?
「病院を変えたほうがいい」だなんて、何故先生の貴方が言うの?
私の生きてゆく理由は、死んでしまった。
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