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塵。

堕ちてますが
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10.05.14:22

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05.18.20:08

涙と蝋燭

母が父の好きな料理を作った。
私はご飯をついであげた。
蝋燭に火をつけて、線香をあげた。

ご飯を食べてて切なくなった。

父の遺影に話しかける母。
それを食べながら聞いてた。
もう慣れてきた筈なのに、苦しくて切なかった。
だから、殆ど食べずに部屋に戻ってきた。

そして、少し、泣いた。

父がいつも見てたテレビ番組も、何故か色褪せて見えて。
バラエティなのに、笑えなかった。

何故今頃涙が出てくるんだろう。

父の妹とその旦那さんと電話で喧嘩した。
ちょっと前に。
お母さんのことを他人だと言った旦那さん。
あなたこそ他人だと思った。

何も心配してなかった癖に。
何も手伝わなかった癖に。
自分なりに一生懸命やったならそれでいいかもしれない。
でも、そんなの言い訳にしか過ぎない。
肝心なときに何もせず、それなのに兄弟愛だの家族愛だのと言い出す。
都合がよすぎるよ。
旦那さんは、殴りこみにいくぞ的な事を母に言った。
だからどうした。

その言葉を、私の父の前で言ってみろ。
大切な人を傷つけるのは許さない。
私がそう思ってるように向こうも思ってる。
でも、あの他人たちは聞く耳持たず。

父の顔を見て泣くぐらいなら、何かしてほしかった。

私たちの暮らしが、精神が、どんな状態なのか考えもしない。
それは私も一緒かもしれない。
でもね、私たちは貴方たちとは違う。

涙をながしても、蝋燭に火をつける度切なくなっても、立ち止まりはしない。

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